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  • [ インテリアデザイン ]

2020.3.28

収納は“使う頻度”と“アクセス”の両立がカギ

春の模様替え第2弾としてお届けするのは、収納の極意です。断捨離をしたくてもなかなかできない…でもスッキリ暮らしたい! そんな悩みを抱えるみなさんに、収納の極意をご紹介します。

収納家具を買う前に、荷物の仕分けからスタート

そうは言っても、ご自身の持ち物が多いという自覚のある方は、まずは仕分けからスタートしましょう。
必要なもの、不要なものを仕分けしてエイッと手ばなすだけでも、気持ちがすっきりしますよね。
残すものが決まったら、今度はそれらを「使用頻度」でもう一度仕分けします。
分け方は、「毎日使うもの」、「月に数回使う程度のもの」、「シーズンものや、年に数回使う程度のもの」など。
頻度の高いものと低いものが一緒くたになっているから、必要なものを取り出すのに余計なひと手間がかかってしまうのです。優先順位を決めて収納場所に差をつけましょう。

手の届きやすさは、しまいやすさにつながる

収納は、ものを取り出す際の「アクセス」のよさも重要なポイントです。
毎日のように使うものは、いちばん手の届きやすい収納場所を定位置にします。しかも、扉や引き出しを開ければすぐ取り出せる、“ワンアクション”なら、なおさらストレスフリー。
ストレスなく収納できる場所とは、使った後で元に戻しやすい場所とも言えます。定位置がキープできれば、散らかることがぐっと減りますよ。
 
次に、手が届きにくいスペースには、使用頻度の低いものを順に収納していきます。
目線より上のスペースは、中身が見えるようなボックスやかごを使って収納し、目線より下のスペースは上から見渡せる引き出しなどを活用すると、収納しているものが一目瞭然です。
このとき、上にしまうものはできるだけ軽いものを、下には重いものをしまうようにすると、より安全ですね。
 
 
 

固定概念を捨てて、わが家のベストな収納法を考えよう

このように
❶使うものと使わないものを分ける

❷手が届きやすい場所と届きにくい場所を分ける
❸これらをうまくマッチングさせて、適材適所の収納方法を考える。
この3ステップこそが収納の極意と言えます。 
 
とはいえ、頭では分かっているのに、しばらくするとやっぱり散らかってしまうというお宅もありますよね。
それは収納の固定概念にしばられて、その家にフィットした収納になっていないのかもしれません。
たとえば、洋服は寝室にしまうもの、ランドセルは子供部屋に置くものと決めつけてはいませんか?
 
そんな方は、自分や家族の日々の行動を、一度振り返ってみてください。
朝のあわただしい時間の、家族一人ひとりの動き方は? 
帰宅後の荷物は? 上着は? 手洗いのタイミングは? 
ランドセルを背負ったまま子供がリビングに入るなら、ランドセルと上着を置くのはリビングが便利でしょうし、
入浴と着替えがセットなら、洋服はバスルームに収納したほうがいいかもしれません。
家の中で毎日たどるルートに合わせて収納場所を考えるのも、
散らからない収納のひとつの考え方です。
 
お引越しの予定がある人も、収納は新居に合わせるのではなく
こんなふうに家族の行動に合わせた収納方法で考えていくと、うまくいくと思いますよ!
 
ご家庭ごとに、収納量はもちろん、収納スペースや収納方法も千差万別。
自宅にいることが多いこの時期、時間の有効活用で、
まずは自分の持ち物を観察してみても良いかもしれませんね。